バイアグラを入手するなら国内は処方箋必須!薬局や市販は販売不可!
記事公開日:2022年10月14日
よく耳にするバイアグラは勃起不全や射精障害を改善させるお薬ですが、バイアグラは一体どこで買えるのでしょうか。 薬局や市販、通販などで購入が可能なのかを解説させて頂きます。
- ・バイアグラは医療用医薬品の処方箋医薬品になり医師による処方が必須です。
- ・近年はオンライン診療もあるので、スマホのビデオ通話で受診しご自宅にバイアグラが届きます。
- ・薬局や市販では販売されていません。医師の処方箋があれば購入が可能です。
- ・ドラッグストアや日本の通販サイト、フリマアプリでもバイアグラは販売不可です。
- ・例外的に個人輸入代行の通販サイトにて自己責任で海外から取り寄せることは可能です。
- ・個人輸入で頼める注文数は一ヶ月分以内、詐欺や偽物にも充分注意して下さい。
目次はこちら
バイアグラはどこで買える?日本国内なら医師の処方のみです。
バイアグラは中高年の男性が勃ちが弱くなり始めた時に、誰しもが飲んでみたいと考えるものです。
しかしながらバイアグラは医療用医薬品のため、医師による適切な処方が義務付けられています。
効果が期待できる反面、副作用も強く出る可能性と併用禁忌薬などが指定されていて過去には死亡事故にまで発展したケースもあります。
つまり慎重に取り扱わなければ危険な医薬品なので、「処方箋医薬品」として厚生省から認定されています。
取り扱いは医療機関の病院やクリニックなどになりますので、ご近所の医院と呼ばれる場所でも処方されていますが、医師の診察を受けて「ED」と診断されなければ処方は不可となります。
EDとはErectile Dysfunctionの略で満足に性行為がおこなえない状態を指します。
EDはバイアグラを服用することで改善を期待できますが服用に指導が必要なお薬の為、医師の処方が必須となるのです。
病院で処方してもらうには、EDの診断が必要です。流れについて。
ED気味な症状が表れましたら、ご自身で判断せずにお近くの病院の泌尿器科へ受診して下さい
基本は問診ですが、患部を見せたり性行為の内容を詳しく聞く事もありません。
過去の既往歴や今服薬中のお薬、勃ちが弱くなった時期や生活習慣などをお聞きした上で診断いたします。
受診前の段階で医師から直近の血液検査の検査表をお持ちするように言われるかもしれませんので準備しておくと良いかもしれません。
受診の結果「ED」と診断されましたら、バイアグラの使用方法や重大な副作用などの指導を受け、処方箋がもらえます。
ただしこの時点で、何か異常などが見つかれば大学病院などで精密検査を受けるように紹介状が渡されるケースもあります。
医師の診断結果を良く聞いて、大学病院など大きな病院で検査を受けるようにして下さい。
- 血液検査
- 一番重要な項目です。血液検査で分かる数値には血糖値やコレステロール値、肝臓のダメージに動脈硬化指数など血管や血液のあらゆる生活習慣病関連の数値が分かります。
- 心電図検査
- 不整脈や狭心症、虚血性疾患や心筋梗塞などの疑いがないか、心臓の筋肉の電気信号をチェックします。
- エコー検査(心臓・頸動脈超音波検査)
- 超音波による検査です。心筋の動作や心臓の4っの弁の動きや逆流などを確認します。頸動脈つまり首まわりの血管の動脈硬化も調べます。狭心症や心筋梗塞にも繋がるので大変重要です。
- 尿検査
- 尿の中に糖が漏れ出し、糖尿病又は予備軍の疑いがないか確認します。糖尿病からEDを発症する方が多くいる為、大変重要な検査です。EDから糖尿病になるリスクも含まれています。
上記の検査からEDに関連する様々な事が分かるとされています。 その他にも、病院によって最新の検査方法や治療法があるかもしれませんので医師とご相談をお願いいたします。
近年ではクリニックならオンライン診療も可能!お薬のご自宅配送もOK!
2022年も10月になり新型コロナウイルスの猛威もだいぶ落ち着いてきましたが、非接触型の時代は進んでいます。
それは医療業界も同じで近年ではオンライン診療を導入しているクリニックが増えています。
本来は初診からオンラインは認めておりませんでしたが現在は時限的に解禁されており、まもなく恒久化されるようになります。
これで医師によるバイアグラのオンライン処方がよりスムーズになるかと思います。
電車や車で通院せずに自宅からオンラインで医師に遠隔診察をしてもらい、処方箋が出れば後はお支払いをしてお薬を郵送で送ってもらえます。
すぐに診察の予約も可能で、即日発送や郵便局留めも出来るので大変便利な内容となっています。
ただし、こちらでもお薬手帳や血液検査の検査表などは事前に準備しておいた方が良いでしょう。
診察事前の問診フォームの記入などもあるかと思います。 お医者さんも診断がスムーズになるので、より時間をかけずに診察が可能です。
オンライン処方も簡単ではありますが、企業で定期的に行う健康診断も医師からすれば大変重要な検査結果です。 適度なクリニックの通院と定期的な健康診断を行い、医師とご相談しながらご自身の体調管理には気を配るようにして下さい。
バイアグラは処方箋薬の為、薬局や市販で購入出来ません。
先ほどバイアグラは病院による処方のみとお伝えさせて頂きました。 これは日本の法律の薬機法(医薬品医療機器等法)により厳しく規定されています。
バイアグラは薬局でも処方箋があれば購入は可能でしょうが、一般的には販売はしていません。 市販も同様で街(市中)で簡単に売ってるような市販薬とは区別されています。
バイアグラは医療用医薬品であり処方箋医薬品になります。 市販薬と呼ばれるものは、OTC医薬品(オーバー・ザ・カウンター医薬品)とも言われ販売されているのは「要指導医薬品」と「一般用医薬品」のみとなります。 要指導医薬品は薬剤師による「対面で書面での情報提供(義務)」が必要となります。
インターネットでの販売は不可です。
一般用医薬品は第一類から第三類医薬品にまで分かれていて以下の販売方法が必要です。
全てインターネット販売が可能です。
- 第一類医薬品
- 薬剤師による書面での情報提供(義務)。
- 第二類医薬品
- 薬剤師又は登録販売業者による説明の努力義務。
- 第三類医薬品
- 薬剤師又は登録販売業者による説明は規定なし。
バイアグラは要指導・一般用医薬品よりも重要なお薬として医療用医薬品に位置づけされています。 効果や副作用が強いことはもちろん、併用禁忌薬や併用注意薬もあります。
取り扱いには医師による服薬指導や含有量の調整、合併症とのリスク判断など細心の注意が必要です。
薬剤師が店頭で販売できるものではありませんので、購入不可となります。
ドラッグストアや通販サイトなどでもバイアグラは販売していません。
先ほどもお伝えさせて頂きましたがバイアグラは医師による処方のみとなります。 以下のようなドラッグストアでも販売しておりませんので予めご了承ください。
- ・ウエルシア薬局
- ・ツルハドラッグ
- ・ドラッグコスモス
- ・サンドラッグ
- ・スギ薬局グループ
- ・マツモトキヨシ
- ・ココカラファイン
- ・クスリのアオキ
などになります。
(一部、処方箋薬局が併設されている店舗は、医師による処方箋があれば購入が可能です。)
ドラッグストアで販売されているのは、「要指導医薬品」と「一般用医薬品」、「医薬部外品」となりますので精力剤や滋養強壮剤などの市販薬は販売しています。 (通販サイトを運営している企業もありますが、通販では要指導医薬品は販売できません。)
通販サイトやフリマアプリ、オークションも薬機法により販売不可です。
日本国内の通販サイトでの販売は不可とお伝えしましたが、厳密に言うと個人輸入代行の通販サイト以外は販売ができません。
以下のような通販サイトは販売されておりません。
- ・Amazon
- ・楽天24
- ・ヨドバシ.com
- ・サンドラッグ
- ・ヤマダウェブコム
- ・価格.com
- ・LOHACO by ASKUL
- ・e健康ショップ
- ・富士薬品
- ・ココデカウ
などになります。
通販サイトで販売できるのは「一般用医薬品」と「医薬部外品」となりますので、バイアグラは販売していません。
近年、流行している個人間取引のフリマアプリ「メルカリ」や、オークションで有名な「ヤフオク」なども「医薬品」の出品や購入は禁止されております。
しかし「医薬部外品」については出品が可能となっておりますので、購入することもできます。
ごく稀ですが、バイアグラやジェネリック品が出品されている事例を見かけます。 決して購入は控えるようにして下さい。 管理者側によるページの発見・削除が出来ていないだけです。
もしネットパトロールしている警察機関に発見された場合、出品者と購入者の双方が医薬品医療機器法違反により処罰される恐れがあります。
先ほど「個人輸入代行の通販サイト以外」とお伝えしましたが、個人輸入代行とはなんでしょうか。
次項で解説していきます。
個人輸入代行サイトなら海外から発送してもらえる。
個人輸入とは個人である場合に限り、国外から日本へ輸入で医薬品が購入出来る制度です。 本来は医師の裁量のもと医薬品が処方されるのが一般的な考え方です。
しかしながら、個人の強い権利も存在するのが日本です。 医師に反対する個人の強い主張や宗教的な面、海外の最新の治療薬を試したいなど様々な理由が考えられます。
このような事からも「ある制限の範囲内」を守れば厚生労働省が輸入を許可しています。
以下が医薬品の個人輸入の原則です。
- 本人が使用する場合に限る
- 輸入は個人で使用する場合に限られ、譲渡や販売目的は禁止されています。輸入量は用法用量からみて一か月分以内となります。
- 全て自己責任の範囲内です。
-
医師の処方箋は必要ないが、服用による
副作用などの事故が起きても全て自己責任です。
一部処方箋が必要な例外医薬品もあります。
その他、「 医薬品副作用救済制度 」は個人輸入は対象外です。 - 危険な薬物は輸入禁止です。
- 規制対象や禁止薬物については個人輸入でも禁止されています。 > 例「覚せい剤」「大麻」「RUSH」「強い向精神薬・睡眠薬」などがそれにあたります。
- 税関での検査を受ける
- 輸入にあたり医薬品等は必ず川崎東郵便局の国際交換局内で税関の川崎外郵出張所で通関手続きを受けることになります。
以上の事を守れば、バイアグラを個人輸入代行の通販サイトから購入が可能です。 しかし個人輸入は海外法人のサイトが多く危険性を多く含んでいるのも事実です。
海外の通販サイトの危険性を理解しておきましょう。
海外法人の通販サイトがなぜ危険なのかと言うと、海外の法人である以上日本の法律が適用できないからです。 日本の法律の適用が及ばないということは、厚生労働省の薬機法(医薬品医療機器等法)を守らなくても処罰の対象外のなります。
日本法人の個人輸入代行業者であれば薬機法を守り運営を行いますが、海外法人は守らなくても良いため詐欺や偽物の危険性の疑いがあると言われているのです。
ただし、全て危険かと言うとそうではなく、一部の業者に悪質な通販サイトが存在するという事は理解しておきましょう。
多い事例としては以下のような事が挙げられます。
- ・お金を送ったが、医薬品が届かない。
- ・医薬品に有害物質が混入されていた。
- ・薬を服用したら、具合が悪くなった。
上記のような危険性もご理解の上で、バイアグラの個人輸入をご検討下さい。
個人輸入については下記でも詳しく解説しています。
>>個人輸入代行サイトから医薬品を通販するにあたって
海外法人でも日本の法律を守り、安全に運営を行っているサイトも多数ある事をご理解頂けましたら幸いです。
通販サイトのメリットとデメリット!配送は遅いが価格は安い!
バイアグラを個人輸入で通販するにあたり、メリットとデメリットをご紹介させて頂こうかと思います。
- 病院へ行き診察を受ける手間が省ける
- 病院と違い通院や診察、診察後の待ち時間など無駄な時間を省けるメリットがあります。
- バイアグラの100mgを販売している。
- 日本では50mgまでしか処方されていませんが、海外では100mgが販売されています。
- ジェネリック系のコピー薬も豊富に販売。
- バイアグラ・レビトラ・シアリスなどの先発薬のコピー薬がインドで製造され個人輸入で多く取り扱っています。 先発薬企業はインドの製造を承認しています。
- 日本の処方と比べ、安価で販売されている。
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ED治療薬は日本では薬価基準未収載医薬品であり保険適用外となります。 病院が自由に決めて良いですが、全額自己負担となります。
個人輸入は倍以上安く販売されている事も多くあります。
- 配送におよそ10~14日間かかる
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インドや台湾から日本へ空輸で運ばれますが、荷物が集まらないと飛ばないので日数を要します。
日本へ着いてからも税関の荷物検査があり数日留まることもあります。 - フォームの入力が面倒
- 中高年の方はiphoneなどの操作が難しく、住所入力が出来ない事も。 個人輸入によっては電話でもご注文が可能なサイトも多数あります。
- 添付文書が英語で読めない事も
- 英語には限らずトルコ語やヒンディー語で添付文書が書かれている事もあります。 サイトの商品詳細ページで確認するか、Googleレンズで翻訳するかなどの対応が必要。
- 用法用量を間違う危険性がある
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病院処方ではありません。医師の服薬指導もなければ、責任は全て輸入した個人の方になります。
サイトの商品詳細をよく読むか、成分や服用方法をご自身でお調べして、納得がいくまで理解しましょう。 掛かりつけ医がいる方は、医師とのご相談も忘れないようにして下さい。
このページのまとめになります。
バイアグラの入手方法は医師による診察の上で、EDと診断された場合に限り処方してもらえる事が分かりました。 病院では初診からオンライン診療を取り入れてる所もあり、通院せずに薬を発送してもらえる事も可能です。
しかし医療用医薬品の為、薬局や市販では販売されておらずドラッグストアや通販サイトも購入不可です。
ただし例外的に個人輸入代行による通販サイトでは購入が可能です。 これは、個人で使用する場合に限り自己責任の範囲で1ヶ月分以内の量なら海外から輸入が可能となっています。
海外の通販サイトを利用する際は、詐欺や偽物、健康被害の危険性を理解した上で購入をご検討下さい。
掛かりつけ医がいる場合は、飲み合わせもあるため医師とのご相談も忘れないようにお願いいたします。
以上となります。最後までご閲覧頂きありがとうございました。 又更新いたします。
記事公開日:2022年10月14日